平素より、弊社サービスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
Provii!!のオプション機能であるVaultデータアーカイブ機能をご契約されているお客様へのご連絡になります。
次回6月(下旬予定)のリリースにて、Vaultデータアーカイブ機能におけるAPI認証方式の変更を予定しております。
上記のリリースにより、Vaultデータアーカイブ機能を契約されているお客様は、事前に認証に関する設定作業をしていただく必要がございます。
6月リリースのタイミングで設定作業を行っていない場合、Vaultデータアーカイブ機能の処理時にエラーが発生いたします。※Google WorkspaceやProvii‼上での、お客様のデータが破損するなどの影響はございません。
以下の詳細をご確認頂き、設定作業を実施いただけますようお願いいたします。
【API認証方式の変更について】
現在Provii!!では、Google APIをProvii!!が利用出来るようにする為、管理者様にOAuth認証というものを行っていただいております。
上記の認証方式を、セキュリティ強化の為、6月のリリースにてVaultデータアーカイブ機能に限り「ドメイン全体の委任」の認証方式に変更いたします。
◆OAuth認証方式の画面
◆ドメイン全体の委任とは
ドメイン全体の委任の認証方式では、Google Workspaceドメイン全体で権限を委任することで、Provii!!がVaultデータアーカイブ機能のAPIを実行する許可を与えます。
これにより、OAuth認証を行わなくてもVaultデータアーカイブ機能が利用出来るようになります。
※ドメイン全体の委任についての詳細は、下記リンクを参照下さい。
API アクセスをドメイン全体の委任で制御する -Google Workspace 管理者ヘルプ
【Google APIの設定作業のお願い】
今回の変更に伴い、Provii!!のVaultデータアーカイブ機能を契約されている方には、ドメイン全体の委任のための設定をしていただく必要があります。
設定手順は以下の通りです。
◆Vault APIの認証設定
①メニューからVault Settingsを押下し、Vault Settings画面へ遷移します。
②「CLIENTID」ボタンを押下して、Vault API認証に利用するクライアントIDをコピーします。
※クライアントIDは後続の手順で利用します。
③Google Workspace に特権管理者アカウントでログインし、管理コンソールへアクセスします。
④セキュリティ>アクセスとデータ管理>APIの制御へ移動し、「ドメイン全体の委任を管理」を押下します。
⑤「新しく追加」を押下します。
⑥以下を入力し、「承認」を押下します。
項目名 | 設定値 |
クライアントID | 手順2でコピーしたクライアントID |
OAuthスコープ |
以下をそのままコピー&ペースト |
※上記の設定方法は、下記のマニュアルにも記載してあります
Vaultマニュアルー「Vault APIの認証設定」
https://storage.googleapis.com/fsc-resource-mgt1/static/manuals/02/provii_vault_manual.pdf
お手数をおかけいたしますが、6月リリースに先立ち、設定を完了いただけますようお願い申し上げます。
リリース日につきましては6月下旬を予定しております。詳細な日程が決まり次第メールにてご連絡させていただきます。
【2023/6/19 追記】
6月末予定としていましたリリース日は、7月中旬のリリース予定に変更となりました。
詳細な日程は決まり次第メールにてご連絡させていただきます。
お時間を頂戴し申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。