「Google Chatで通知する曜日や時間をあらかじめ指定して登録したい!」
「設定した通知を1つの画面で管理したい!」
そんなご希望はありませんか?
AppSheet なら、手軽にChat通知管理アプリを作成でき、スマホやPCから通知管理が可能です。
AppSheet の基本機能・活用シーン・料金体系については、以下の記事をご覧ください。
※AppSheet の紹介はこちら
今回の記事では、AppSheetの無料プランで構築可能な、手軽で実用的なChat通知管理アプリの動作や画面などを細かくご紹介していきます。
1. AppSheetで構築したChat通知管理アプリの紹介
今回作成したアプリは、無料で使えるAppSheetを活用したChat通知管理アプリです。Google Chatに送る通知を簡単に設定し、自動化することが出来ます。
1.1 Chat通知管理アプリでできること
Chat通知管理アプリは、Google Chatと連携して動作するアプリで、特徴は以下となっています。
- 登録すれば、自動でGoogle Chatに通知を送ることが可能
- 通知が繰り返しの通知か選択することが可能
- 通知の追加、修正・削除できるユーザーを管理することが可能
このアプリを使用することによって、通知のし忘れや漏れを防ぐことができます。
1.2 Chat通知管理アプリのポイント
AppSheet で構築するChat通知管理アプリのポイントは以下となっています。
- AppSheet Core ライセンスがあれば追加費用なしで構築・運用が可能
- スマートフォン・PC・タブレットなど、どこからでもアクセスが可能
- 複数の通知をアプリで管理することが可能
AppSheet はノーコードで簡単に作成することができます。
そのため、プログラミングなどの専門的な知識は不要で、手軽に簡単に構築することができます。
1.3 通知一覧画面
Chat通知管理アプリにアクセスすると以下のような通知の一覧画面が表示されます。
この画面では、Google Chatに送る通知を一覧で表示することができます。
1.4 通知詳細画面
通知内容をクリックすると、以下のように画面右側に通知の詳細が表示されます。
1.5 ユーザー権限による画面の見え方
本Chat通知管理アプリは、ログインしているユーザが持っているアプリ内の権限によって、操作可能な範囲が異なります。
1.1 通知一覧画面で表示した画面をもとに、権限別にできることをご紹介します。
管理者アカウント
すべての操作が可能なアカウントです。以下の操作が可能です。
- Add(新規作成:赤枠)
- Edit(編集:黄枠)
- Delete(削除:青枠)
通知作成可能アカウント
本アカウントの権限では、新規で通知を作成することが可能な権限となっています。
先ほどの一覧画面にあったような、編集アイコンやゴミ箱アイコンがなくなっていて、操作ができないようになっています。
一般アカウント
本アカウントの権限は、閲覧のみ可能となっています。
通知作成可能アカウントにあった、「Add」ボタンが表示されず、通知の新規作成ができないようになっています。
1.6 通知設定の作成方法
管理者、および通知作成可能アカウントについては、先ほどの一覧画面にある
「Add」ボタンから新規の通知の作成が可能です。
Webhook URLについては、Google Chatのスペースから取得できるWebhook URLを設定する必要があります。Webhook URLの取得については以下を参照ください。
※参照情報:着信Webhookを登録する
このアプリでは繰り返しの設定によって表示される画面が異なります。繰り返しをしない予定の場合、通知日と通知時間の入力欄、繰り返しする予定の場合、通知曜日と通知時間の入力欄が表示されます。
繰り返しをしない予定
繰り返しする予定
入力完了後、画面上部の「Save」ボタンをクリックすることで、通知を作成することが可能です。これでGoogle Chatへ設定した通知日または曜日、時間に自動で通知が送られます。
2. まとめ
今回の記事では、AppSheet で作成するChat通知管理アプリをご紹介しました。
他にも、AppSheet を活用すれば、無料で簡単に様々なアプリが作成できます。
業務効率化や、情報共有の改善など様々な用途にお使いいただけます。
また、プログラミングなどの専門知識がなくとも簡単に作成できるので、開発にかかるコストなどの短縮も可能です。
「こんなアプリが欲しい」
「構築のサポートをしてほしい」
といったご相談がありましたら、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。
上記の記事に関してご質問ございましたら、お問い合わせください。