Google Workspaceを利用する際、個人用のGoogle Workspaceアカウントと管理者用のGoogle Workspaceアカウントなど、複数のアカウントを使い分けている方がいらっしゃるかと思います。
Google Chromeでは同じブラウザで複数アカウントがログインする状態を「マルチログイン」と呼ばれます。マルチログインはCookie管理の関係でうまく動作しなくなったり、画面上でエラーが発生する原因になります。
〈マルチログイン イメージ図〉
本記事ではマルチログインを回避するための2つの方法についてご紹介します。
【方法1】シークレットモードもしくはゲストモードを利用する
管理者用のGoogle Workspaceアカウントでログインする頻度が少ない場合、ゲストモードが利用できます。注意点としては、シークレットモード、ゲストモードはそれぞれ1アカウントしか利用できません。複数Google Workspaceアカウント利用する場合は、使用していないもう一方のモードを使用するか、もしくは【方法2】Chromeに他のユーザーを追加する、をご参考ください。
・シークレットモードの使用方法
参考:シークレット ブラウジング - Google Chrome ヘルプ
・ゲストモードのログイン方法
参考:ゲストとして Chrome を使用する - Google Chrome ヘルプ
【方法2】Chromeに他のユーザーを追加する
管理者用のGoogle Workspaceアカウントでログインする頻度が多い場合、Google Chromeに他のユーザーを追加して、それぞれのGoogle Workspaceアカウントを管理することも可能です。
別々のユーザーがGoogle Workspaceアカウントを管理することで、Cookie情報は混在しなくなる為、マルチログインの回避策になります。
・Google Chromeに他のユーザーを追加する方法
参考:Chrome を他のユーザーと共有する
<イメージ図>
いかがだったでしょうか。
本記事ではマルチログインに関する注意点と対策方法についてご紹介しました。
複数のアカウントを使いこなすユーザー様がいる際にご参考になれば幸いです。
※本記事の情報は、2022年4月8日時点での仕様のものです。
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