ユーザーのプロフィール画像については、エンドユーザー様ご自身で管理されている企業様が多いかと思いますが、Google Workspace(以下、GWS)管理者様側で管理したい、といったことはございますでしょうか。
プロフィール画像は、GmailやGoogle Chat等を利用していく中で非常に目に入るものとなります。
不適切なものが設定されていないかの管理者側でのチェック等も、必要になってくるのではないでしょうか。
今回の記事では、配置された画像ファイルを読み込み、指定のGWSユーザーのプロフィール画像を設定できるようにしたという事例をご紹介いたします。
【お客様の抱えていた課題】
- 別のシステムから連携されてくるプロフィール画像を読み込めるようにしたい
- プロフィール画像のファイル名に社員番号が入っているので、その情報でユーザーのプロフィール画像を管理者側で設定できるようにしたい
【アプリケーションの概要】
〈アプリケーションの機能〉
Cloud Storageに配置された画像ファイルを読み込み、以下の処理を行う
①プロフィール画像ファイルを読み込み、読み込んだファイル名から社員番号を取得
②社員番号をもとにGWSへ検索を実施し、ユーザー情報を取得
③ユーザー情報をもとに、プロフィール画像を設定する
〈アプリケーションの構成〉
【アプリケーション開発後の結果】
上記のようなシステムを構築することで、画像ファイルを配置することで自動的に指定のユーザーにプロフィール画像を設定することができるようになりました。
社員番号をGWS側に登録し、社員番号をキーにユーザー検索を実施することで、対象のユーザーを検索できるようになりました。
その他にも、管理者側で指定したプロフィール画像を設定することで、不適切な画像が設定されていないか確認する必要がなくなり、お客様からご好評をいただいております。
このように当社ではGoogle関連のサービスを活用したアプリケーション開発を行い、Google Workspaceをより便利にご利用頂けるようなお手伝いをしています。Google Workspaceを利用する上でのお困りごとがあればお気軽にご相談下さい。
上記の記事に関してご質問ございましたら、お問い合わせください。